うさぎのミミ ２００３年０７月 ★０７月０１日 なんか、こう、悩み癖みたいなのがついている。 それを考えることで、 無理やり安心感を得ているような。 これは、よくない。 ★０７月０２日 本を読むのは楽しいな。 いろんな空間に旅に出るんだ。 ★０７月０３日 いつもは、ジャマなもの。 片手がふさがっちゃうし、かさばるし。 その辺に置いておくとすぐ忘れちゃう。 どこに忘れきたかもわかんないくらい。 でも、でも、突然の雨から私の身を守ってくれるのは、 たった一つのこの傘。 ★０７月０４日 木についている苔 鼻歌って聴くのも歌うのもいいもんだ。 それは誰かのために歌う歌じゃなくって、 自分の心が音となって自然に外へ出たもの。 ★０７月０５日 新しいことが始まるときは ほんの少しのためらいがある。 慣れ親しんだものの形が変わるから。 ★０７月０６日 急いでやって早く終わらせようとするから、 イライラしちゃうんだ。 そんな必要ないのにね。 ★０７月０７日 私の友人で、子供の頃、赤鬼を見たという人がいた。 夜中にふと目が覚めたら、 フスマの前に大きな赤鬼が立っていたというのだ！ 彼女はすごくビックリして、隣に寝ていたおばあちゃんを起こした。 そして、もう一度そこを見てみたんだけど、そこには誰もいなかった・・・。 大変、興味深い話だと思った。 私はツノは何本だったか聞いてみた。 が、彼女はそこまで覚えていないという。 でも、あのボコボコの金棒を持っていたんだって！ すごーい！ 現実かどうかは別として、やっぱり鬼はいるんだなぁ。 ★０７月０８日 風に揺れる薔薇 涙を流したそのあとに、 くだらないことで大笑いしている。 風に揺れる私のこころ。 そよいでも、なびいても、 根っこは土の中。 ★０７月０９日 初めてジャスミンティを飲んだときは、 ママレモンが入っているのかとビックリしたけど、 今は大好きな飲み物です。 ★０７月１０日 「いただきます」 魚、肉、野菜・・・。 食べれることに感謝しよう。 ★０７月１１日 ビックリするくらい、たくさん眠れる。 どうして？どうして？ ★０７月１２日 洗濯物の生乾きのニオイ。 あれは好きじゃないなぁ。 ちょっと憂鬱になってしまう。 ★０７月１３日 夜、寝るときに、外から聞こえる雨の音。 次の朝、目覚めて耳を澄ますと、同じ雨音が聞こえてくる。 私が寝ている間もずっと降り続いていたのかな？ それでも、朝がきて夜がきて。 季節は止まらず、移り変わっていく。 私の気持ちは、おいてきぼり。 ★０７月１４日 私のエステの先生は、 いろいろなことを教えてくれる。 女性として美しく生きていくために。 ★０７月１５日 オシャレはとても楽しいものだけど、 なかなか大変で地道な努力が必要なもの。 気持ちに余裕がなくちゃできないね。 そういうスペースをいつでも心につくっておきたいな。 ★０７月１６日 頭で何も考えなくていい時間。 雑念が取り払われる空間。 私もみんなもそれを求めているようだ。 ★０７月１７日 「焦るとろくなことがない」 経験からしてもそう思う。 でも、「ろく」って一体なんだろう？ 辞書で調べてみた。 ＜陸（ろく）−物事の様子、性質などが正しいこと。まともであること。＞ なるほど、じゃあ、焦るとその反対になるってことね。 つまり、地に足がついていないようなまともじゃない心で行動を起こすと、 まともじゃない結果になりますよ、ということか。 そりゃ、そうだ。 ★０７月１８日 日焼けはお肌に悪いから、気をつけてはいるけれど、 本当は子どもの頃のように ジリジリお日様の下で思いっきり遊びたいな。 ★０７月１９日 ゴキブリほど、リアルで生々しいものはない・・・。 ★０７月２０日 昨日、夜の７時にものすごい睡魔に襲われ、 仮眠をとるつもりで寝ること10時間・・・。 目が覚めたら朝の５時。 これぞ、お手軽タイムスリップ体験！ ★０７月２１日 のんびりした時間は、 つくろうと思えば簡単につくれるものなんだ。 音楽を聴いたり、絵を鑑賞したり、山の景色を眺めたり。 ちょこっと時間を空けてみる。 ちょこっと外へ出かてみる。 それだけでいい。 何かの実 ★０７月２２日 気がついたら蝉の声が鳴り響いている。 耳から入った情報が私に夏を感じさせる。 それはもうダイレクトに。 ★０７月２３日 焼きそばをつくった。 ま、おいしいけれど、一般的な味。 もうひと工夫できぬものか？ いろんな人にレシピを聞いてみよう。 ★０７月２４日 喋りすぎた日の夜は、 ちょっとばかり落ち込む。 ★０７月２５日 みんなにいろんなことを教えてもらう。 感心しちゃう。 そして、ありがとう。 ★０７月２６日 今日は、花火を見に行きました。 場所確保のため、早めに現地に行き、 浜辺で遊びながら日が暮れるのを待つ。 ガヤガヤとしている人込みを掻き分け、 夜店に焼き鳥やカキ氷を買いに行く。 スピーカーからは流行の夏の歌が聞こえる。 そして、「ドーン！」という大きな音と共に花火が上がる。 みんなで同じ方向を見て、歓声を上げたり、拍手をしたり・・・。 そのプロセス、そのシチュエーションの全てが私を興奮させる。 けれど、その一方でふとした瞬間に一人きりの世界に入り込む。 心静かに夏を感じ入り、夏に浸りきり、夏を満喫している自分をDNAに刻み込む・・・。 賑やかな外の世界と、穏やかな内の世界。 みんなでいる外の世界と、一人きりの内の世界。 この両方の絶妙なバランスが私に幸福感を与えるらしい。 楽しい夏の思い出。 ★０７月２７日 「健やか」っていいなぁ、と思う。 体も心も健やかでありたい。 ★０７月２８日 「どうして？」「なんで？」 考えないと、とっても楽だけど。 ★０７月２９日 どうせ汗をかくなら、 じっとりした汗じゃなくて、 爽やかな汗がいいな。 ★０７月３０日 蝉の声は何だか一生懸命。 蝉の気持ちになると、 もっと暑くなる。 ★０７月３１日 夏の夕方は、まだまだ明るい。 ちょっと得した気分になる。 一日が始まる緊張感も、 一日が終わる喪失感もない。 夏がくれる休憩時間。