「ヘキサテーブル製作」・いっしょに製作・製作実習

天竜杉とステンレスの部品を使い、
六角形テーブルの製作実習。

材料は、天竜杉板材( 幅105㎜ x 厚さ30㎜ x 長さ3000㎜ )と特注のステンレス製部品。


① 天板切断と天板接着。

天板切断
 板材8枚で六角形の天板にするために、60°の角度で切断。長さを合わせながら、長いものから切断。

天板接着
断面にやすりをかけてから4枚を接着剤で貼合。
接着剤を付けてすぐは動きやすいため、バイスで軽く留めて、端と浮いている表面を木槌で叩いて 微調整。きっちり合わせたらバイスをしっかり留めて、接着するまで待つ。



② ウイングとフットの切断

天板下に取り付けるウイングと脚元に取り付けるフットのを切断。

③ 天板接着

  接着した2つの天板を六角形になるようにバイス2組を使って固定させて接着




④ 部品完成

  写真 奥から 
天板1枚、脚6本、ウイング6枚、フット6枚
特注ステンレス製のフットブラケット(ビニール袋入)6組
特注ヘキサブラケット2組





⑤ ウイング、フット取り付け

  脚を立てて裏側からビス2本でウイングをとめる。

 

 

フットの取り付け。



⑥ 脚の組み立て、ヘキサブラケット設置。

  脚に接着剤を付けて接着。
  ビスで仮止。脚に接着剤を付けて接着。
  位置が決まったらしっかりとめる。




⑦ フットブラケット設置

反対側にも同様にヘキサブラケットを付け、フットの端にフットブラケットを取り付け。


⑩ 天板設置

天板の表面をやすりで研磨してから、接着剤で固定して出来上がり。



* 作業を終えて(参加者の体験談)

 今回は、六角形のテーブルを製作しました。
 電動のこぎりの切れる長さと角度が限られているため、半分は普通ののこぎりで切り、のみやカンナを使って製図通りにきれいに仕上げることができました。

 組図を部品図にする作業にも挑戦したのでとても勉強になりました。


2017年03月09日